墓じまいのメリットとデメリット

墓じまいをする時に把握しておきたいこと

お墓や家に対する価値観が変化するに伴って、墓じまいを実行する世帯が増えてきました。テレビや生活情報誌でも、墓じまいの特集記事が組まれています。いいところばかりがアピールされていますが、墓じまいをする時にはメリットとデメリットをきちんと把握しておかなくてはいけません。墓じまいの欠点ですが、お墓がなくなることで自分たちの先祖にゆかりがある土地に出向く機会が減少することが挙げられます。生活の拠点を上京先の都市部に移している場合、墓じまいをしてそこに新しいお墓を立てる傾向があるので、故郷とのつながりが希薄になってしまうのです。墓じまいをする時に、実家の家族を呼び寄せて近所に住まわせることで、実家そのものを処分する人もいます。実家の扱いをどうするかは、その人次第でしょう。

管理のシンプルさとその人に合った供養

複数の地域に存在するお墓を一か所にまとめることで、近年問題化している無縁墓が発生しなくて済み、お墓の管理がかなり楽になります。一つのお墓を管理継承するだけでも、維持費がかかってしまうので大変ですが、その負担が大幅に軽減するだけではなく、継承者の問題も解決してくれるのです。経済的な負担で墓の管理が困難な人にはいいですね。墓地に支払う管理費なども発生しません。墓じまいをした後は、新たな墓地や永代供養墓に改葬したり、散骨等を行います。永代供養は通常のお墓を立てる場合に比べて価格もリーズナブルですし、寺院が運営しているところなら安心して任せられます。最近流行している海洋散骨や手元供養という、新しい弔い方をすることも可能です。